今まで5年使っていたDELLのノートPCは,3年目でメモリ増設とHDDを交換を行いました.半年前に分解して内部のホコリを取り除いたりして調子は良かったですが,流石に動作の重鈍さが気になりまして.決定打となったのはMemtest86+で発覚したメモリ不良です.
「DOS/V POWER REPORT」などの自作系書籍を買い集め,最近のトレンドと市場価格を調べまして,予算を決めました.中でも役だったのは
「自作PCハーツ パーフェクトカタログ2009」です.

製品数が有りすぎて比較するのは困難ですが,対象ユーザーの分類を”オーバークロック志向”,”安定志向”,”静音志向”などの大まかなカテゴリ分けをしてカタログを見ると,製品を絞り込めました.
このPCの目的は3つです.
- 1,020万画素のRAWデータを現像できること
- SimCity4とA列車で行こう8が秒間30フレーム以上で動くこと
- 当分の間はWindowsXPが使いたい
他の条件として
- 静音PC志向
- オーバークロックはしない
- クロックダウンで省電力・静音にできること
- 安定して動くこと
- Acronis TrueImageでパーティション・バックアップができること(RAID非対応ゆえ試せない)
以上が満たせるように,予算は12万で,上限は15万としました.CPUとビデオカードに割り当てる予算は,店に行くまで決められず.Core2Quadの3GHzぐらいのと,Radeon HD4850ぐらいが良いかなと.ケースはAntecのP182かP183を買おうと思い,2万ほどの予算を充ててました.
ミドルタワーの14kgぐらいあるケースを買う関係で,自動車で行けるPCショップということで,PCデポに行きました.競合店が周りにないからか雑誌の予想価格より1000~3000円ぐらい高かったと思います.しかし,店員さんの対応は非常に良かったですし,商品品質も期待して一式購入.

ケースはAntecのP180です。Ver1.1とありますが,外観・内部はP182と全く同じに見えます.背面パネルには水冷用のダクトもありました.PCIカード用のフタもスリットが入っていて,これもP182と同じです.P180黒は¥17,000-でした.P182は¥22,000-だったのですが,店員さんはP180を勧めていました.どうしてもP182が良ければそちらで,という感じ.ちなみに新型のP183は置いておらず.
9年前に組立てた際,ケースを安物の6,000円ミドルタワーにしたせいで,共振騒音には悩まされました.立て付けも悪く,遮音性も密閉性も悪かったのでケースだけは奮発しようかと. フロントドアには施錠できます.ドアを開けなければ電源とリセットボタンを押せません.又,HDDアクセスランプもドアに遮光されるので眩しくありません.
ドアの内側にも吸気ダクトのドアがあり,開ければフィルタが取り外せるようになっています.このフィルタはエアコンのものと同じ網目で,水洗いできます.2つあるダクトのうち,上段には裏に12cmファンのマウントがあり,現在付属のケースファンを取り付けてあります.ビデオカードに風を送っていますが,あまり効果ないかも.下段の裏側にはHDDが2台居ます.

最近のケースは,こんなに仕上げが良いのでしょうか?それとも価格のせいなのか.気の利いたフックやマウント,レールがあって驚きました.フレームやパネル剛性も十分で,ケースが鳴くことはありません.電源は下部に収納するタイプです.この写真では既に電源をセットし始めてます.

電源もAntec製ですが,ケーブル引出し口を奥側にしないと,マザーボードの上側コネクタに届きません.これは店員さんに教えてもらいました.電源のファンが下向きになってしまいますが,電源マウンタが底から浮いていて,空気を吸えるようになってます.なるほど.
ちなみに,電源手前の12cmファンはケース付属のもので,HDDマウンタに空気を導入するためのものです.

ATI Radeon HD4870を搭載するために,電源は650Wを選んでもらいました.80PLUS品ですので効率が良いようです.最初は500Wぐらいを見積もっていました.2枚差しのATI CrossFireをするなら650Wでも足りないかもしれません.12Vが3系統で22A,22A,25Aです.ビデオカードはアイドル時24Aで,高負荷時48A程度流れているようです.(GPU-Zの読みより)
PCI-Express用の6pinコネクタは2本差しで,残り1本でした.しかし48Aって,576Wですよ! アイドル時でも288Wとは,ビデオカードって馬鹿食いですね.電気代掛かりそうなので,やっぱり普段はEeePCを使おうかと思います.

電源配線は全てマザーボードの裏面を通すので,見た目にも空力的にもスッキリするのが良いですね。マザーボードのマウントパネル裏面には結束バンドを取り付けるフックが幾つかあり,取り回しも比較的良いです.仕事でも制御装置の盤内配線をしますが,オンでもオフでも同じような作業をするのって・・・ いえ,楽しいから良いのですが...
今回使用しなかった4pin電源ケーブルがありましたので,やっぱり電源はプラグイン式の方が良かったです.予算的にも余裕がありましたし.

5インチベイはDVDマルチドライブだけなのでスカスカです.HDDは一番下のフロント部分にあるマウンタへセットしました.シリコンのブシュで固定するので,HDDは浮いていることになります.電源マウンタもシリコンのスペーサが貼ってあり,フレームへ振動が伝わらないような工夫がしてありました.
ケースファンは全部12cmで,上面と背面,そしてHDDベイと電源の間にあり,合計3台が付属していました.スライドスイッチで3段階に調整できますが,低速でも1,200rpm(24dB)あり,結構うるさいです.しかも電源直結なのでシステムから調速ができません.
結局昨日,再びPCデポへ行き12cm静音ファンを2台購入しました.ついでにHDDも同じものを追加購入.WindowsVista/7にした際にRAIDを組もうかと.
このファンは3pinコネクタなので,マザーボードに接続できます.自動調速に設定したところ,今は800rpmぐらいで運転しています.だいぶ静かになりました.CPUファンはリテール品ですが,こちらも結構うるさいですね.とりあえず1,000rpm以下なら静かに回ってます.落ち着いたら静音ファンに載せ替える予定です.
しかし,ビデオカードの排熱と消費電力が尋常ではありません.最近はこれが普通なのでしょうか.アイドル状態では負荷は全く掛かりませんが熱いです.
に対して
- GPUコア:67℃
- GPUディスプレイI/O:67℃
- GPUメモリI/O:73℃
- GPUシェーダコア:67℃
60℃超えちゃってますが,大丈夫かな.
このビデオカードは玄人志向で1年前にリリースされた製品です.しかも品切れで展示品を購入しました.¥17,700-です.他のRadeonHD4870は¥24,000-を超えてました.型落ちだから安いのでしょうか?
気になるPCのパフォーマンスは,非常に快適です.ビデオ性能のお陰か,何をするにも応答速度が違います.重たいiTunesの反応も速いですし,リストのスクロールも機敏です.ブラウザの描画や,タブ表示も高速に感じました.